眼鏡をかけるのは、溺愛のサイン。

 はくらかされてしまったけどこんな状況じゃなかったら、私も眞井さんと面と向かって面接されてみたかったな。
 慣れた今だから言えることなんだけどね。

「……」


ざわざわするこの気持ちも、眞井さんがくれたものだと思うと、嫌ではないから不思議だった。

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