白い華舞う季節に【仮】
『舞華のことみんな大好きだよっ!
戻ってくるのみんなで待ってるね』
蓮華がそう、言った。
舞華「…え?」
蓮華「きこえた?」
舞華「う、うん…?」
蓮華「じゃあ、最後に当たってるかどうかお兄ちゃんに伝えて?」
舞華「…わ、わかっ…た…」
私は蓮也くんに伝えようと手を伸ばした
……が伝えることはできなかった。
舞華「…ッ…ウッ…」
蓮也「ありゃ、泣いちゃったよ」
蓮華「ごめんね舞華、みんなに言っちゃった」
蓮也「これはな、舞華。
みんなで伝える言葉を決めて繋げた伝言ゲームなんだ。
…1人1人の、クラスメイト全員の気持ちが、言葉と気持ちが繋がったものなんだよ」
舞華「…ッ…そ、うだったんだ…」
蓮華「勝手に話しちゃったけど…どう?伝わった…?」
舞華「…うんっ…みんな…あり、がとっ…ッ」
そう言って顔を上げるとクラスのほぼ全員が涙ぐんでいた。