ドクターと甘い恋
ぎゅっと手を握ってやれば、しばらくして手を離し、俺は注射器を持った。

嶺菜は、涙をポロポロとこぼしていたがもう「いや」とは言わなかった。



「嶺菜、横向ける?」


「う、ん…」


大翔のサポートで、ゆっくりと横を向く嶺菜。



ズボンと下着をしたに下げると、嶺菜は涙をさらにこぼす。

……怖くないわけないよな。



自分の心の中で、戦ってるんだよな。

……がんばれ、嶺菜。


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