秘密の糸Season1㊤
第38話夢
【盟加side】


パシャパシャ


「良いよー盟加ちゃん!」


今日は朝から、撮影だった。



「はい、お疲れ様ー!」


「ありがとうございまーす!ちょっとお手洗い行ってきます!」


そしてウチはお手洗いに向かった。


そしてお手洗いから出たその時、ドアの前にメンモの零士が立っていた。


(ゲ…最悪…。けど一応先輩だし、挨拶しとくか…。)


「お疲れ様です、零士さん」


「おつ〜」


(相変わらずチャれーな…)


ドン


その時、零士が壁にウチを押しかけてきた。


(壁ドンかよ…。)


「なあ今日、俺ん家来いよ」


そう言って、ウチの耳元で囁いた。


(キモ!マジムリ!)


「いや、あの…今日はちょっと、用事が…。」



(てか離れろ!暑苦しい!香水クセーんだよ!)


「は?何、先輩の言うこと聞けねーの?」


そう言って零士が、ウチの手首を強く掴んだ。


(痛…!最悪…シカトすれば良かった…)


「…気持ち良くさせてやるからさ…?」


(本当ウゼー!しつこい!)


ゾッ…


その時、反対の手でスカートに手を入れてきた。


(これ、マジヤバイやつ…気持ち悪い!)


「純情ぶんなよ、淫乱のくせに。」


(もうやだ…誰か助けて!)


その時








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