秘密の糸Season1㊤
バーンバーン
その時、晋ちゃんが私の手をギュっと握った。
私も、ギュっと握り返した。
夜空に打ち上げられる花火は、
大きくて…
そして…
とても綺麗だった…。
今まで見た花火で、一番綺麗だった。
バーンバーン
「綺麗…。」
「そうだな。」
バーンバーン
花火の音だけがずっと聞こえた。
私達以外、
誰も居ないこの空間が
とても…ドキドキした。
そして、しばらくしてすべての花火が終わった。
「綺麗だったね!」
「そうだな。」
「来てよかった!」
「俺も。」
「そろそろ帰ろうか?」
立ち上がろうとしたその時、
晋ちゃんが、私の手首を掴んできた。
その時、晋ちゃんが私の手をギュっと握った。
私も、ギュっと握り返した。
夜空に打ち上げられる花火は、
大きくて…
そして…
とても綺麗だった…。
今まで見た花火で、一番綺麗だった。
バーンバーン
「綺麗…。」
「そうだな。」
バーンバーン
花火の音だけがずっと聞こえた。
私達以外、
誰も居ないこの空間が
とても…ドキドキした。
そして、しばらくしてすべての花火が終わった。
「綺麗だったね!」
「そうだな。」
「来てよかった!」
「俺も。」
「そろそろ帰ろうか?」
立ち上がろうとしたその時、
晋ちゃんが、私の手首を掴んできた。