湖都子のポエム8

少しずつ変わりはじめる日々

友達だと思ってた
あなたとならきっと永遠に続くと信じていた
だけど違ったんだね

楽しかった時間ってあっというまに終わる
せつない……ね

少しずつ変わりはじめる日々

今は何も話したくない

なるべくごまかして
色んなことを見ないフリしてきた
これ以上傷つきたくないから……
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美月ちゃんが彼とよりを戻した。元気になってよかった

そんな時、美月ちゃんが「毎日話しかけてきて鬱陶しい。」「友達ヅラして……」と、彼に話していたと聞いた。これ以上は、聞きたくなかった。なんだ……友達だと思ってたのは、私だけだったんだね。涙が止まらない

仮病で学校を休んだ。一日中泣いて……

心配して、家にきてくれたのは彩花だった。そして、かくかくしかじか……この間のことを話した。

「美月ちゃんがそんな子だとは思わなかった。でも、大人しいから話しかけられて断れなかったのかもしれないね。」
そう……きっと、そうなんだと思う。もしかしたら、彩花も……
「彩花も、イヤだったら……」話してる途中で……
「イヤだったら、中学の時からずっと一緒にいないよ。これからもずっと一緒にいるよ。」
彩花の言葉に、また涙がでてきた。
「もう……なんでまた泣いてんの……よ」
「これは、嬉しくて……」
ギユっと、彩花が抱きしめてきた。あったかい……

そして、美月ちゃんと話すことはなくなっていった。

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