フレーム
隼人side
おぶられている状態からだから仕方ないといえば仕方ないけど、
サラッとお姫様抱っこをする太一。
これだから無自覚イケメンは。
白井「瀬戸がモテるのああいうとこだよなー」
「肝心の環奈は見てませんけどねー」
白井「…残念なやつだ。」
矢野「いやむしろ、ざまぁ」
そう、うんうんと頷く2年生の先輩達に
俺と白井先輩は大笑いする。
「すいません、じゃあ俺はこれで。」
環奈を運んできたセッターの声が聞こえて、
後ろを振り向くと、
気まずそうに会釈して歩き…
出してすぐに止まった。
「うちのマネに何したんですか?」
セッターさんの目の前に立ち、
そう爽やかな笑顔で尋ねたのは
さ、桜田さん…
笑い転げていた先輩も一瞬で静かになり、
全員が背中に冷たい汗を感じたと思う。
やばい、怒ってる。