フレーム








こんなに真剣にバレーをしていたのに、


やっぱり私のせい?



画面に写った、

セッターさんの横顔を見ていると、

自然とため息が出てしまう。



……いや、違う。

違う、


そうでないと、

私がいる意味なんて…




「おーい」


「え?

た、太一君!?」




い、いつの間に!?


私の横にしゃがみこんで、

そう声をかけた太一君。


全然、気づかなかった…。






< 334 / 509 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop