由良先輩はふしだら
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「無事ゲットしてきたよ!」
少しの間ベンチに座って待っていると、私をすぐに見つけた由良先輩が人混みの中から出ててきた。
先輩との、はじめての写真。
にやけそうな口元を必死に抑える。
「それで……ふっ、ふふ」
「へっ、先輩?」
私の隣に座った先輩が突然肩を揺らし出すのでびっくりする。
「見てよ、美子最高だから」
「えっ、わ、私?!」
笑いながらの先輩に嫌な予感を感じながら、渡された写真に目を向ける。
えっと、わた、し……。
えっ?!
思わず写真をグッと目に近づけて凝視してしまう。
だってこれ……。
目をつぶって、口がへの字になっている私の顔。
いや、もしかしたら何かの間違いかもしれない、そう思って隣に目をやると、爽やかな笑顔で楽しそうに片手を上げてる由良先輩の姿。
その手は隣の変顔星人の手を握っていて。
嘘でしょ……なんでよりによって目を開ける前のこの絶妙なタイミング。