由良先輩はふしだら
「これって……」
「プリクラ」
「そうですよね!」
目の前に広がるたくさんの種類のプリ機を見渡す。
ほんと、最近はクオリティの高い新しいプリ機がどんどん出てきて、びっくりだ。
由良先輩の口から『プリクラ』って単語が出てきたことにも驚きだけれど。
「撮ろうよ、記念に」
「へっ、き、き、記念?!」
「うん」
そういって慣れたように機械の中に入って行く先輩を追いかけるように私も中へと入る。
さっき、カチューシャをつけた先輩の写真を撮ろうとして嫌がられたから、てっきり先輩1人の写真もましてやツーショットなんて絶対無理だと思っていた。
まさか、先輩とプリクラを撮れるなんて!