愛され婚~契約妻ですが、御曹司に甘やかされてます~
睨み合う私たちを、周囲は固唾を飲んで見つめる。
場内は異様な静けさに包まれていた。
「ふ……っ。あはは」
急に聞こえた笑い声。
私は会場の隅を見た。
皆もそちらに注目する。
人垣の奥に、楽しそうに笑う男性がいる。
「お見事。さすがは奏多の心を射止めた人だ。奏多も、瑠衣さんにはタジタジだな」
笑い続ける彼は、奏多さんと同じ年の頃か。
奏多さんによく似ている気がする。
「龍。来てたのか」
奏多さんが彼に言う。
「来ちゃダメなのか?お前の婚約発表だなんて面白いイベントを、俺が逃すはずないだろ」
彼は笑うのをやめてこちらに向かい歩いてくる。
「お前は呼んでないよ」
奏多さんが呆れたように言うと、私たちの目の前に立った彼が私をじっと見つめた。
「へえ。今までと違うタイプだな。奏多にここまで言える女は初めてだ。奏多もずいぶんと素を見せてるようだし。いいんじゃない?どうせ反対しても無駄だろ」
場内は異様な静けさに包まれていた。
「ふ……っ。あはは」
急に聞こえた笑い声。
私は会場の隅を見た。
皆もそちらに注目する。
人垣の奥に、楽しそうに笑う男性がいる。
「お見事。さすがは奏多の心を射止めた人だ。奏多も、瑠衣さんにはタジタジだな」
笑い続ける彼は、奏多さんと同じ年の頃か。
奏多さんによく似ている気がする。
「龍。来てたのか」
奏多さんが彼に言う。
「来ちゃダメなのか?お前の婚約発表だなんて面白いイベントを、俺が逃すはずないだろ」
彼は笑うのをやめてこちらに向かい歩いてくる。
「お前は呼んでないよ」
奏多さんが呆れたように言うと、私たちの目の前に立った彼が私をじっと見つめた。
「へえ。今までと違うタイプだな。奏多にここまで言える女は初めてだ。奏多もずいぶんと素を見せてるようだし。いいんじゃない?どうせ反対しても無駄だろ」