愛され婚~契約妻ですが、御曹司に甘やかされてます~
背の高いふたりの男性に囲まれ、私は上を見上げる。
顔がよく似ていて、まるで双子みたいだ。
明らかに違うのは、奏多さんの黒髪に対して、彼は透き通るような茶色の髪だということ。
「杉田社長。もういいよ。瑠衣さんが許してくれるってさ。もう、認めざるを得ないよね」
龍さんと呼ばれた彼が、先ほどの男性に言う。
「はっはい。ありがとうございます」
杉田社長はすごすごと奥に下がった。
「お前、勝手に__」
奏多さんが言うと、龍さんは奏多さんにパチッとウインクをした。
「もういいじゃない。しつこい男は瑠衣さんに嫌われるよ。ね?瑠衣さん」
私は唖然として彼を見た。
「あ、俺が誰だかわからないか。俺は月島龍。奏多の従兄弟だよ。月島のホテル全般の責任者だ。この船も月島観光のもので、俺が管理してる。奏多、紹介くらいしてくれよ。相変わらず、俺に対しての扱いが雑だな」
「従兄弟……」
奏多さんが龍さんに促されて、ため息まじりで言った。
「龍は母方の従兄弟で、ハーフなんだ。観光業の拠点がアメリカだから、アメリカに住んでる。月島観光の社長だよ」
ぼんやりとしていた私だったが、ハッとなり慌ててお辞儀をした。
「有森瑠衣です。よろしくお願いします」
セレブの集まりだということはわかっていたが、やはりスケールが違う。
「こちらこそ。いやー、かわいいな。こんなタイプもいいね。清純そうで新鮮だわ。気に入ったよ。奏多はやめて俺にする?」
驚いて顔を上げ、龍さんを見る。
奏多さんとは、ずいぶんと違うタイプだ。
顔がよく似ていて、まるで双子みたいだ。
明らかに違うのは、奏多さんの黒髪に対して、彼は透き通るような茶色の髪だということ。
「杉田社長。もういいよ。瑠衣さんが許してくれるってさ。もう、認めざるを得ないよね」
龍さんと呼ばれた彼が、先ほどの男性に言う。
「はっはい。ありがとうございます」
杉田社長はすごすごと奥に下がった。
「お前、勝手に__」
奏多さんが言うと、龍さんは奏多さんにパチッとウインクをした。
「もういいじゃない。しつこい男は瑠衣さんに嫌われるよ。ね?瑠衣さん」
私は唖然として彼を見た。
「あ、俺が誰だかわからないか。俺は月島龍。奏多の従兄弟だよ。月島のホテル全般の責任者だ。この船も月島観光のもので、俺が管理してる。奏多、紹介くらいしてくれよ。相変わらず、俺に対しての扱いが雑だな」
「従兄弟……」
奏多さんが龍さんに促されて、ため息まじりで言った。
「龍は母方の従兄弟で、ハーフなんだ。観光業の拠点がアメリカだから、アメリカに住んでる。月島観光の社長だよ」
ぼんやりとしていた私だったが、ハッとなり慌ててお辞儀をした。
「有森瑠衣です。よろしくお願いします」
セレブの集まりだということはわかっていたが、やはりスケールが違う。
「こちらこそ。いやー、かわいいな。こんなタイプもいいね。清純そうで新鮮だわ。気に入ったよ。奏多はやめて俺にする?」
驚いて顔を上げ、龍さんを見る。
奏多さんとは、ずいぶんと違うタイプだ。