シンシアリー
それから7日経った午後。
ユーグはレティシアに会うため、南西部の絹工場へ赴いた。
「姫にお客さんですよー」
「私に?」
誰かしらと思いながら外に出たレティシアは、ユーグの姿を見つけて、はたと足を止めた。
足を少し開いて堂々と立っているユーグは、彼の背後にある大樹のように、大きくて逞しく見える。
足を止めたレティシアの代わりか、ユーグから二人の距離を詰めた。
「ど、どうしたの?ユーグ。珍しいわね。というより、初めてここに来てくれたわよね。いらっしゃい。あの・・この時間だと、ユーグは訓練中じゃないの?」
「今日は休みです。先週は遠征だったので」
「そぅ」
「急な訪問をお許しください。すぐ帰ります。今日はその・・」
「何か?」
「姫様。あの・・・ニンカのことですけど」
「え?あ、あぁ・・・」
ユーグはレティシアに会うため、南西部の絹工場へ赴いた。
「姫にお客さんですよー」
「私に?」
誰かしらと思いながら外に出たレティシアは、ユーグの姿を見つけて、はたと足を止めた。
足を少し開いて堂々と立っているユーグは、彼の背後にある大樹のように、大きくて逞しく見える。
足を止めたレティシアの代わりか、ユーグから二人の距離を詰めた。
「ど、どうしたの?ユーグ。珍しいわね。というより、初めてここに来てくれたわよね。いらっしゃい。あの・・この時間だと、ユーグは訓練中じゃないの?」
「今日は休みです。先週は遠征だったので」
「そぅ」
「急な訪問をお許しください。すぐ帰ります。今日はその・・」
「何か?」
「姫様。あの・・・ニンカのことですけど」
「え?あ、あぁ・・・」