シンシアリー
「眠れそうにない」と言っていたレティシアだったが、ユーグと話しをしているうちに、いつの間にか眠ってしまった。

レティシアがぐっすり眠ったのを確認したユーグは、椅子からそっと立ち上がった。
そして静かにドアを閉めると、部屋の外でレティシアの護衛に当たった。

・・・姫様にどんどん惹かれる気持ちや、愛さずにはいられない想いが、姫様に届かなくても構わない。
だが姫様をお護りするのは、俺に与えられた使命。
貴女のことは、俺が必ず護り抜きます・・・!

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