ふたりの彼女と、この出来事。(旧版)
「でんわでーす」
と、机の上からミーちゃんが声を上げた。
「はいはーい、ありがとう」
と所長がミーちゃんの頭を撫でて、鞄の中から携帯を取り出した。
(ケータイが鳴るとミーちゃんが呼ぶのか)
とミャ~と鳴いて頭を掻くミーちゃんを前に所長が携帯を開いた。
「うわぁ、局長からTV電話だよ、マイッタなあ」
と所長が開いた携帯を顔から少し離して構えると、画面が生の映像に切り替わって、さっき4、5人を引き連れてミライを見に来ていた、スポンサー風の偉そうな人のしかめっ面がアップになった。
(え、局長って、まさか事務局長!)
あの人が、教授も嫌がる事務局長だったのか!
「コラッ!いつまで人を待たせるつもりだっ!こっちはいつでも契約出来る様に待ち構えとるんだぞっ。マッタク、もうすぐ昼だというのに、まさか貴様、契約も交わさん内に一号機共々外へ連れ出すつもりじゃあるまいなっ」
といきなり癇癪を飛ばしてくる局長。
「え、いえ、そんな事は…」
とバツが悪そうに答える所長。
「だったら早く契約に来んか。マッタク、この私に昼を延ばせと言うつもりかね」
と画面の向こうで踏ん反り返る局長。
「え、いえ、わかりました、今すぐに…」
と携帯に向かって頭を下げる所長。
「待っとるぞ」
と、画像がブツンと真っ黒になって電話が切れた。
(ヤナ感じ…)
教授が嫌うのも頷けるナ。
と、机の上からミーちゃんが声を上げた。
「はいはーい、ありがとう」
と所長がミーちゃんの頭を撫でて、鞄の中から携帯を取り出した。
(ケータイが鳴るとミーちゃんが呼ぶのか)
とミャ~と鳴いて頭を掻くミーちゃんを前に所長が携帯を開いた。
「うわぁ、局長からTV電話だよ、マイッタなあ」
と所長が開いた携帯を顔から少し離して構えると、画面が生の映像に切り替わって、さっき4、5人を引き連れてミライを見に来ていた、スポンサー風の偉そうな人のしかめっ面がアップになった。
(え、局長って、まさか事務局長!)
あの人が、教授も嫌がる事務局長だったのか!
「コラッ!いつまで人を待たせるつもりだっ!こっちはいつでも契約出来る様に待ち構えとるんだぞっ。マッタク、もうすぐ昼だというのに、まさか貴様、契約も交わさん内に一号機共々外へ連れ出すつもりじゃあるまいなっ」
といきなり癇癪を飛ばしてくる局長。
「え、いえ、そんな事は…」
とバツが悪そうに答える所長。
「だったら早く契約に来んか。マッタク、この私に昼を延ばせと言うつもりかね」
と画面の向こうで踏ん反り返る局長。
「え、いえ、わかりました、今すぐに…」
と携帯に向かって頭を下げる所長。
「待っとるぞ」
と、画像がブツンと真っ黒になって電話が切れた。
(ヤナ感じ…)
教授が嫌うのも頷けるナ。