ふたりの彼女と、この出来事。(旧版)
(ベッド、これしかないんだよな…)
リビングと引き戸で仕切られた5畳ほどの寝室にベッドが一つ。このままだとミライと一緒に寝るハメになる。
(ダメダメ、絶対ぐっすり眠れないって)
さっきシャワーの時に苦い経験をしたばかりじゃないか。いくらロボットとはいえ、目の前にうなじや胸元をアハ~ンと見せつけられちゃ堪らないよ。
(それに万が一、)
蹴っ飛ばして壊してしまったら、なんて考えると気が気じゃないしナ。
(…ソファーで寝るか)
ベッドからシーツを引き剥がしてソファーに被せ、ベッドマットの上には新しいシーツを掛けた。
「ベッドの上で寝なよ。僕はソファーで寝るからさ」
と振り返って声を掛けると、ミライが「うん」と頷いてベッドの上にスッと上がり、身体をくの字に曲げるように横になって枕にトンと頭を静かに据えた。
「じゃ、じゃあ、おやすみ」
横になったままこっちを見つめるミライに声を掛けた。
「おやすみ…」
とミライが瞼を閉じるのを見てから、引き戸を閉めてリビングの明かりを消し、ソファーにフ~ッと横になって、ようやく長かった一日が終わった。
(いや、始まったんだな、これからが…)
奇妙な気持ちの昂ぶりと、湧き起こるどうしようもない不安が胸を駆け巡る。こんなんじゃ目が冴えてぐっすり眠れないよ。
リビングと引き戸で仕切られた5畳ほどの寝室にベッドが一つ。このままだとミライと一緒に寝るハメになる。
(ダメダメ、絶対ぐっすり眠れないって)
さっきシャワーの時に苦い経験をしたばかりじゃないか。いくらロボットとはいえ、目の前にうなじや胸元をアハ~ンと見せつけられちゃ堪らないよ。
(それに万が一、)
蹴っ飛ばして壊してしまったら、なんて考えると気が気じゃないしナ。
(…ソファーで寝るか)
ベッドからシーツを引き剥がしてソファーに被せ、ベッドマットの上には新しいシーツを掛けた。
「ベッドの上で寝なよ。僕はソファーで寝るからさ」
と振り返って声を掛けると、ミライが「うん」と頷いてベッドの上にスッと上がり、身体をくの字に曲げるように横になって枕にトンと頭を静かに据えた。
「じゃ、じゃあ、おやすみ」
横になったままこっちを見つめるミライに声を掛けた。
「おやすみ…」
とミライが瞼を閉じるのを見てから、引き戸を閉めてリビングの明かりを消し、ソファーにフ~ッと横になって、ようやく長かった一日が終わった。
(いや、始まったんだな、これからが…)
奇妙な気持ちの昂ぶりと、湧き起こるどうしようもない不安が胸を駆け巡る。こんなんじゃ目が冴えてぐっすり眠れないよ。