ふたりの彼女と、この出来事。(旧版)
「ねえミライさん、今どこに住んでるの?」

っていきなり来たよドキッとする質問が!

「先生のところに住んでる」

って、素直に答えちゃったよ!幾ら何でもそんな答え方!

「ええーっ!先生と一緒に住んでるのぉ?!」

ほらやっぱり。そりゃツッ込まれるって。

「先生ホントなのっ、ねえっ!」

と凄い剣幕の広海君。

「あ、いや、その…」

一緒に住んでるのは事実だし、どうしよう。良い言い訳がとっさに思いつかない。

「もう同棲してるってコトぉ?ありえない。先生が同棲だなんて」

と唖然とした表情を見せた広海君が、パッとニヤけ顔になって迫って来た。

「ねぇ、どうしてそうなったの?どっちが声をかけたの?やっぱり先生から?きっかけは何?ホントに本気なの?ねぇプロポーズの予定は?」

って、まるでワイドショーのレポーターだよこれじゃ…。

「え、いや、うん…」

生返事でゴマかすしかない。

「ねぇねぇ、先生ってば~。ちゃんと教えてよ~、ねぇセンセ~」

彼女の執拗な口撃はちっとも止まなかった。トホホ…。
< 74 / 324 >

この作品をシェア

pagetop