嫌いなアイツとの恋愛のやり方
「ほら、帰るよ。 しっかり立って」

引き寄せられた勢いで預けていた身体を上手に立たせてくれる彼。

「……え、…は? な、何? なんで?」

理解し難い事が起こっているからか、何から聞いたらいいのか困る。

それは私だけではなく、

「ちょっと五十嵐、なんでお前が三浦さん連れて帰るんだよ?」

さっきまで隣にいた名前も知らない彼は不貞腐れながらもそう聞く。

きっと、五十嵐くん以外の誰もがそう思っているだろう。
< 145 / 156 >

この作品をシェア

pagetop