同期のあいつと私の家族

急いだ席に戻り帰る準備をする。

「神崎帰んのか?」

「うん。ちょっと緊急事態なの。せっかくの同期会なのにごめんね。」

「緊急事態なら仕方ないな。けど次も絶対参加させるからな。」

「...分かったよ。じゃ、また会社でね。」

「はいよ。気をつけて帰れよ。」


幹事の水沢に抜けることを伝え駅に急ぐ。

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