同期のあいつと私の家族

「蒼空の熱が移ったんじゃないのか?」

そう言えば、昨日からのど痛かったし体が怠いような気もする。

「大丈夫だよ。きっとオフィスが温かいからだよ!」


「なに言ってんだよ。そんなに暖房効いて「ほら!須佐!もう始業時間だよ!またね!」

「おい、日南!」


須佐との会話を強制的に終わらせて自分の部署に向かった。
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