ONLY YOU~愛さずにはいられない~(完)
彼と一つになれたコトによる満足感。
今まで味わった切なさを愛しさに変えていった。

次第に痛みがなくなり、甘美な悦がカラダの内側に広がっていく。

彼と奏でる旋律にも終わりが訪れる。

私の嬌声と共に白い霧が脳内を覆いつくした。


彼の顔も満たされたかのように恍惚的な表情を浮かべる。


「俺を受け入れてくれて…ありがとう…璃愛」

「康秋さん…」

「君のコトを一生大切する…だから…俺と結婚して欲しい…」

初めて味わう悦楽の中で訊いた彼のプロポーズ。

「私も愛してます…」

そう返すのが精いっぱいだった。

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