ONLY YOU~愛さずにはいられない~(完)
「これ…部屋のカードキー」

相良さんは私に部屋のカードキーを渡す。

「ちょっと待って下さい…」

「・・・俺の代わりに看病を頼むよ…間宮さん」


「で、でも・・・」

「間宮さんがリクエストした蓬莱の豚まん、冷蔵庫に入ってんだ。賞味期限もあるし」

私は相良さんに押し切られ、承諾した。

「マンションの場所は今から教えるよ」

「アドレスさえ、教えてくれれば、グーグルで検索します」

「そう?じゃ待ってて…」

相良さんがスマホを撫で、マンションのアドレスを調べる。

「一緒に住んでいるんですか?」

「まぁね…俺…アパートの家賃滞納して、追い出されたんだ。だから、今は康秋の所に居候させて貰ってんだ…出た出た・・」

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