元ヴァイオリン王子の御曹司と同居することになりました
食事が終わった頃かな、食器の片付けをしようかな、と思って自室のドアを開けると、耳に出海君の笑い声が飛びこんできた。
……え?
ダイニングからだ。
ほら、また。
電話かな?と思いきや、テレビのバラエティ番組を見て爆笑している。
……うそ。
爆笑のテンションのままの笑顔でこちらを向いた出海君。
「あ、希奈さん。ご馳走さまでした。とっても美味しくいただきました」
……う。
……ちょっと。
……そんな無防備な笑顔も反則じゃない?
「……お粗末様でした」
かろうじてそう返す。
出海君は立ち上がって、ダイニングテーブルの食器を持った。
「あ、私がやります」
「いえいえこれくらい」
「お好きなテレビ、見ていてください」
「もう終わりです。僕が片付けますので、希奈さんは何か飲み物を淹れていただけますか? この後黒川ミシェルが出るクラシック番組見ましょう」
……そうなのだ。
クラシックコンサートを放映するテレビ番組、今日は黒川ミシェルが協奏曲を演奏する。
もちろん録画予約をしてきたけれど、生で見られるものなら見たいわけで……。
……え?
ダイニングからだ。
ほら、また。
電話かな?と思いきや、テレビのバラエティ番組を見て爆笑している。
……うそ。
爆笑のテンションのままの笑顔でこちらを向いた出海君。
「あ、希奈さん。ご馳走さまでした。とっても美味しくいただきました」
……う。
……ちょっと。
……そんな無防備な笑顔も反則じゃない?
「……お粗末様でした」
かろうじてそう返す。
出海君は立ち上がって、ダイニングテーブルの食器を持った。
「あ、私がやります」
「いえいえこれくらい」
「お好きなテレビ、見ていてください」
「もう終わりです。僕が片付けますので、希奈さんは何か飲み物を淹れていただけますか? この後黒川ミシェルが出るクラシック番組見ましょう」
……そうなのだ。
クラシックコンサートを放映するテレビ番組、今日は黒川ミシェルが協奏曲を演奏する。
もちろん録画予約をしてきたけれど、生で見られるものなら見たいわけで……。