笑いたい。
花梨回想 side----1年前



「バカ!」

今、私は叱られてる。いや、理不尽に怒られてるかな?

「いつも、いつも、ウザイんだよ!」

ボコッ

鈍い音が私の体からなる。

足、か…。い、た、い。

いつからだろう。こんなにもお母さんの私へのあたりが強くなったのは。

私の家は母子家庭。
私が小さい頃に離婚したらしい。

でも、お母さんはまだまだ若いからいつも、男の影があった。

小さい頃は、すっごく優しくて、大好きなお母さんだったのに、私が歳を重ねるにつれてどんどん怒るようになった。



「あんたのこと一生恨んでやるから。あんたのせいでお母さんは……。」

昨日までは、すっごく嬉しそうだったのに。

それは1時間前の話。
_______

お母さんから、再婚の話を聞かされ、すっごく嬉しそうなお母さんが見れて私も嬉しかった。

でも…

「ただいま…。」

_____シーン

え?

リビングに泣き腫らした目をしたお母さんがいた。

「花梨のせいで…。」

え?

「花梨のせいで、あの人と別れることになったのよ!」

きっと、私がいるということを言ったら相手が嫌がったのだろう。

「え?お母さん?」

「もう、出ていって!出ていってって言ってるでしょっ!!」

そう言って私を殴り始めたお母さん。

_______

足が痛い…。 体が痛い。

お母さんも落ち着いたらしくて、私が1人、リビングで寝込んでいる。

今日ぶたれたほっぺた、青アザになっちゃうなコレ。

湿布貼るしかないよね?はぁー、また杏美に心配されちゃうかも…

動画見よ。早く見たい。

そう思って、私は痛い足で立って自分の部屋にいった。
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