結論、保護欲高めの社長は甘い狼である。
氷室くんが出ていき、ひとりになった私は、温かいカフェオレに口をつけてひと息つく。
もう少し頑張ろう、と気合を入れて再びパソコンに向かい始めたとき、遠くのほうでゴロゴロと音が鳴り始め、ギクリとする。
目を向けた窓の向こうには、今にも雨が降り出しそうな黒い雲が広がっていて、もうだいぶ暗くなっていた。
「やだな……どうか雷がこっちに来ませんように」
両手を合わせ、真剣に祈る私。実は雷が大の苦手なのだ。あの放電現象ほど恐ろしいものはない。
とにかく早く終わらせよう!と、急いで残りの仕事に取りかかった。
……しかし。修正したレシピを生産課に送ってひとまず安堵したものの、今日分の研究データをまとめている最中に急に雨が強く降り出した。
雷もゴロゴロ鳴っているし、ピカッと閃光が走るたびに肩を震わせている。
「あぁもう嫌……なんで今日に限って雷雨なのよ~」
半泣き状態でカタカタとキーボードを叩く私は、無様な顔になっているに違いない。
家ならだいたい家族がいるし、テレビを見たり音楽を聞いたりすれば気を紛らせられる。なのに、よりによってひとりで残業中にこんなことになるなんて、今日は本当にツイていない。
もう少し頑張ろう、と気合を入れて再びパソコンに向かい始めたとき、遠くのほうでゴロゴロと音が鳴り始め、ギクリとする。
目を向けた窓の向こうには、今にも雨が降り出しそうな黒い雲が広がっていて、もうだいぶ暗くなっていた。
「やだな……どうか雷がこっちに来ませんように」
両手を合わせ、真剣に祈る私。実は雷が大の苦手なのだ。あの放電現象ほど恐ろしいものはない。
とにかく早く終わらせよう!と、急いで残りの仕事に取りかかった。
……しかし。修正したレシピを生産課に送ってひとまず安堵したものの、今日分の研究データをまとめている最中に急に雨が強く降り出した。
雷もゴロゴロ鳴っているし、ピカッと閃光が走るたびに肩を震わせている。
「あぁもう嫌……なんで今日に限って雷雨なのよ~」
半泣き状態でカタカタとキーボードを叩く私は、無様な顔になっているに違いない。
家ならだいたい家族がいるし、テレビを見たり音楽を聞いたりすれば気を紛らせられる。なのに、よりによってひとりで残業中にこんなことになるなんて、今日は本当にツイていない。