彼と恋のレベル上げ(10/6おまけ追加)
残されたログはキューブさんだった。



CUBE:こばわん

CUBE: ・・・・・誰もいない

CUBE: モモちゃあああああ

CUBE: おおおおおおおおい

CUBE: ・・・・・いない

CUBE: もうちょっとしたらまた戻ってきまー



私のログイン状況を見て話しかけてくれていたみたい。
それともなんか話でもあったのかな?

画面を見たまま梅酒に口をつける。
 


スーラ: こんばんわー^^

フトモモ天使: こんばんは^^

スーラ: お、モモちゃん今日から連休?

フトモモ天使: 残念ながらカレンダー通りなんです^^;

スーラ: そっか~うちは今日から9連休!

フトモモ天使: いいですねー^^



年齢も住んでる場所も全然違う人たちがこのゲームというツールによって知り合って。
そして数日後には実際にみんなに会うだなんてなんとも不思議。



スーラ: オフ会もうすぐだねー

フトモモ天使: ですねー なんか早いですね^^

スーラ: うん、すごい楽しみ^^

CUBE: あ、モモちゃん!

フトモモ天使: キューブさん、こんばんは^^

CUBE: 3日なんだけどね



あ、やっぱり。
なんか話があったんだ。
先に会う約束してるからその話かな?



フトモモ天使: あ、はい

CUBE: 雪姫はホテルにチェックインとか色々あるから私が東京駅まで迎えに行くから!あ、東京駅でいいんだよね?



駅まで迎えに行くとは確かに言ってたけど。駅って東京駅だったの?



フトモモ天使: そうですけど。でも私、待ち合わせ場所まで行きますよ?

CUBE: 大丈夫!ていうか駅中のお店に行ってみたいとこがあって



東京住んでるんだし、いつでもいけるんじゃ……



CUBE: そんなんでもないとこの先行かなそうだから!迎え行くw

フトモモ天使: じゃあお言葉に甘えて^^

スーラ: いいなぁ~俺も参加したい~^^

CUBE: ダメ!女子会だから!w

スーラ: 女子会wwwwwwww

CUBE: そこ、笑いすぎ!



メールでも連絡はとれるけど、こうして直接チャットで話をすれば打ち合わせも簡単。
あぁほんとにもうすぐなんだなぁ、オフ会。
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