夢を追え!!
不満そうなゆきをなだめていると、来客の音がする。
「おはようございます」
聞こえてきた声は愛華ちゃんのもの。途端に顔を引きつらせるゆき。
軽い足音が階段を登ってくる。
お邪魔しますと言いながら入ってきた愛華ちゃん。おまけに隠れてるゆき。
「おはよう、愛華ちゃん」
「おはようございます。ゆき、寝てます?」
「ここにいるよ」
「っ青羽!」
お友達がせっかく来てくれたのに、隠れてやり過ごそうなんて、悪い子だなぁ。
「ゆきっ!あんたね!!」
「朝からうるせ…」
「なんか言った?」
「なんでも!それより、部活行かねぇの?」
観念したように出てきたゆきに詰め寄っていく愛華ちゃん。
幼い頃から変わらない2人。仲良しで何より。