夢を追え!!

不満そうなゆきをなだめていると、来客の音がする。

「おはようございます」

聞こえてきた声は愛華ちゃんのもの。途端に顔を引きつらせるゆき。

軽い足音が階段を登ってくる。

お邪魔しますと言いながら入ってきた愛華ちゃん。おまけに隠れてるゆき。

「おはよう、愛華ちゃん」

「おはようございます。ゆき、寝てます?」

「ここにいるよ」

「っ青羽!」

お友達がせっかく来てくれたのに、隠れてやり過ごそうなんて、悪い子だなぁ。

「ゆきっ!あんたね!!」

「朝からうるせ…」

「なんか言った?」

「なんでも!それより、部活行かねぇの?」

観念したように出てきたゆきに詰め寄っていく愛華ちゃん。

幼い頃から変わらない2人。仲良しで何より。
< 297 / 383 >

この作品をシェア

pagetop