君を愛していいのは俺だけ
午後、来客を済ませて自席に戻ると、佐久間さんからメールが届いていた。
【お疲れ様です。突然ですが、明日の夜に慰労会を開きます。年末セール担当者の方は是非お集まりいただきたく、参加いただけるかお返事をお願いいたします――】
まだセール企画中ではあるけれど、年末はみんな予定が詰まっているから、早々に集まることになったそうで、私は迷うことなく参加の意思を返信した。
できるだけ仕事でかかわる他部署の先輩方とも打ち解けておいた方が、今後仕事をするのに楽だと思うし、陽太くんに社長室への異動を打診されているところだから、いろんな話を聞きたいと思っていた。
それに、きっと陽太くんも来ると思うし……。
彼と少し距離が縮まった今、接点が持てる機会があるなら逃すわけにいかない。