過保護なドクターととろ甘同居
「おめでとうございます」
「え……」
状況をイマイチわかっていないような間の抜けた反応を見せた私に、先生はフッと笑う。
そして、手にある検査薬を差し出した。
「……えっ、こ、これって」
『終了』と『判定』の二つある窓。
以前試したときには、終了の窓に線が一本出ただけだった。
でも今は、一つずつの窓に線が出ている。
「おめでたみたいだな」
「うそ……」
検査薬を手に放心状態になってしまった私を、先生は正面から抱き寄せる。
髪を梳くように撫でられて、私からも白衣の背中に腕を回した。