過保護なドクターととろ甘同居
「稜さんのタキシード姿、見たいです。絶対かっこいい」
「それは俺のセリフだろ。沙綾のウェディングドレスが見たいって言うのは」
そんなことを言い合いながら、クスクスと笑い合う。
抱き締める腕の中から先生を見上げると、そっと静かに唇を塞がれた。
髪を指で梳き、重なる唇が私の上唇を甘噛みする。
閉じていた唇を舌でなぞられ、誘われるように吐息を漏らすと、キスはより一層深まった。
堪らず先生のTシャツを握り締める。
不意に私を口付けから解放した先生は、その口元に悪戯な笑みを浮かべた。
「これ以上は……欲しくなるから」
私を抱き締め直しながらそう囁いた先生は、小さく笑う。
いつもこうやって、私の体を常に気遣ってくれる。
その優しさに、今日もまた幸せな気持ちで満たされていた。
「おやすみ」
「……おやすみなさい」
先生の鼓動を微かに感じながら、温かいその腕の中で静かに目を閉じた。