クールな王太子の新妻への溺愛誓約
クレアはベッドに慌てて駆けよった。
「大丈夫!?」
「あっ……はい……」
クレアがあまりにも近づいたものだから、マートの顔が赤らむ。
「無理はしちゃダメよ。おとなしく寝ていなくちゃ」
マートが照れていることに気づかないクレアは、彼の体を横たえ布団をかけてやった。
「……ありがとうございます」
「ううん、お礼を言うのは私の方だから。守ってくれてありがとう」
クレアは体の前で手を重ね、かわいらしく微笑んだ。
「……いえ……」
マートが気まずそうにクレアから目を逸らす。どこか後ろめたいようにも見えた。
「どうかした?」