クールな王太子の新妻への溺愛誓約

不意にレオンに抱き上げられ、そのままベッドへと連れて行かれる。
クレアを優しく横たえたレオンは、彼女の両脇に肘を突き、真っ直ぐに見下ろした。


「レオン様、ひとつお願いがあります」


クレアが唐突に口を開く。
先を促すように「ああ」とレオンが短く答えると、クレアは頬を赤らめた。


「……私がカエルや犬のような格好になっても……お嫌いにならないでください」

「カエルや犬?」


なんのことかわからず、レオンの瞳が揺れる。


「……はい。これからどうしてもそのような格好をしなくてはならないようですので……」


もじもじと言うクレアを見て初めて、レオンはなんのことだか悟った。クスッと鼻を鳴らし、クレアの額にキスを落とす。


「クレアはクレアだ。どんな格好をしようと嫌いになどならない」

「……本当ですか?」


疑り深くクレアが念を押す。

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