クールな王太子の新妻への溺愛誓約

「まぁ、とっても綺麗」

「クレアの美しさほどではない」


レオンが真顔で言うと、クレアは頬を赤く染めた。


「……やめてください、レオン様」


恥じらうように目を逸らす。

レオンはクレアのどんな表情も好きだが、照れた顔にはなによりも弱い。特にベッドの上でのクレアが懸命に甘い吐息を我慢しているところは、なにを差し置いてもそそってしまう。


「みなさまがお待ちですから行きましょう」


俯いたままレオンの手を取るクレアを引き留めた。


「その前に」


そう言いつつ、開いている手でクレアを引き寄せる。そしてそのまま、愛らしい唇に自分の唇を重ねた。


「――んっ」


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