同居相手はまさかの!?
そうだよね…!


初デートだからって気合い入れてた…。


素直になるのが一番だもんね…!


「…すぐ着替えてくる。」


そしてあたしはもう一度部屋に戻った。


いつものあたしか…。


「よし!」


そしてあたしはもう一度着替え、再びリビングに戻った。


「…ふーん。それが私服なんだな。何というか地味だな。」


(…ああ言えばこう言うな…。)


「ちょっと!」


(ちょっとぐらい誉めてくれたって…。)


「でも」


(??)


「…茉莉らしくて良いんじゃねーの?俺はそっちの方が好きだけど?」

「!?」 


あたしはビックリしてしまった。



…そして藤堂君はそう言って笑っていた。



…今のはずるい。



藤堂君はさらっとそうゆう事を言う。


今までなら、何言われたってからかわれてるって思って

いつも通り反抗して一人で赤くなっていた。


でも今なら…


素直になれるかもしれない。


「…ありがとう。」









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