クールな部長とときめき社内恋愛
照れくさくてなかなか呼べなかった彼の名前を呼んで、自分の気持ちを伝えたいと思った。社長の息子とか、元カレのこととか、関係ない。
わたしは、藤麻さん……逸希さんが好きだから、付き合っている。
じっと目を合わせていると、逸希さんは眉尻を下げて、ばつの悪そうな顔になっていった。
「悪い……。俺のことをなにか聞いても、気にしないでほしいってことを言いたかったんだ」
「……なんでもいいんです。逸希さんが好きっていうわたしの気持ちを信じてもらえていたら、それで」
今更になって恥ずかしくなってきたわたしは、徐々に視線を落としていく。
真っ赤になって彼の頬から手を離そうとしたとき、肩をぐっと掴まれた。
目を細めた彼の視線に、惹き込まれる。薄く開いた唇が、わたしを捉えた。
「んっ……」
最初から入り込んできた舌が甘く絡まる。頭の後ろを手で支えられて、もう片方の手が太ももをすっと撫でた。
どうしよう、体が火照ってぼうっとして、もっと……いっぱいしてほしい。
ねだるように逸希さんのシャツの胸元をぎゅっと掴むと、彼はさらに深い口づけをしてくれた。
「我慢できそうにないんだけど、舞花は?」
唇を離して熱っぽい息を吐きながらそう尋ねてきた逸希さんに、ドキドキする気持ちが抑えられない。
わたしは、藤麻さん……逸希さんが好きだから、付き合っている。
じっと目を合わせていると、逸希さんは眉尻を下げて、ばつの悪そうな顔になっていった。
「悪い……。俺のことをなにか聞いても、気にしないでほしいってことを言いたかったんだ」
「……なんでもいいんです。逸希さんが好きっていうわたしの気持ちを信じてもらえていたら、それで」
今更になって恥ずかしくなってきたわたしは、徐々に視線を落としていく。
真っ赤になって彼の頬から手を離そうとしたとき、肩をぐっと掴まれた。
目を細めた彼の視線に、惹き込まれる。薄く開いた唇が、わたしを捉えた。
「んっ……」
最初から入り込んできた舌が甘く絡まる。頭の後ろを手で支えられて、もう片方の手が太ももをすっと撫でた。
どうしよう、体が火照ってぼうっとして、もっと……いっぱいしてほしい。
ねだるように逸希さんのシャツの胸元をぎゅっと掴むと、彼はさらに深い口づけをしてくれた。
「我慢できそうにないんだけど、舞花は?」
唇を離して熱っぽい息を吐きながらそう尋ねてきた逸希さんに、ドキドキする気持ちが抑えられない。