*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
……そんなこと言われたら、もう頷く以外の選択肢はない。

渋々頷く私に、先輩は勝ち誇った顔を見せる。

その顔に何だか悔しさ感じて見上げていると、先輩は苦笑いで私の頭を揺らしてくる。


「美愛ってさ、顔に似合わず意外と負けず嫌いだよね。昔も試合で負けると、密かに一番悔しがってたことない? ……これ俺独自の美愛情報。上手く笑顔で隠してたから単純な相葉は気付いてなかったね」


……お見事です。

前向きで切り替え早いって思われがちだけど、結構引きずる質なんだな、実は。

まさか先輩に見破れてたなんて驚き……。

でも嬉しい誤算って感じ。
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