最後の恋 〜 eternal love 〜
社長である彼の父親も、会社で見ていた社長の顔とは違って、ここでは一人の父親だった。


私との結婚を許してもらえなくても彼の事は諦めたくない。


認めてもらえるために頑張るしかない。


そう思っていたので、


「杏奈さん。息子の事、これからも頼みます。」


と二人に頭を下げられた時は、驚きですぐに言葉がでてこなかった。


「……こ、こちらこそ、よろしくお願い致します。本当にありがとうございます。」


と、下げた頭をしばらくあげる事が出来なかった。
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