最後の恋 〜 eternal love 〜
その後は、彼の母親が用意してくれたケーキと紅茶をいただいて、無事に彼の実家初訪問を終えて帰ってきたのだが、かなり予想外の展開になった。


とりあえず、当初は初めての挨拶という目的だった。


だけど途中からは、私たちの結婚に向けての具体的な話になっていた。


私たち以上に積極的に話を進めてくれる彼の両親に、想定外すぎてはじめは戸惑ってしまったけれど、ありがたい事だと感謝の気持ちの方が大きかった。


反対される可能性の方が大いにあったのだ。


普通なら大切な息子の嫁には、どこかの社長令嬢との結婚を望んでいたかもしれないのに。


社長夫妻は、こんな私を快く息子の将来の結婚相手として認めてくれたのだから。
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