最後の恋 〜 eternal love 〜
急に視界が真っ暗になり、私の名を呼ぶ陽奈の声が遠くで聞こえたその直後、私は意識を手放した。


ーーーーーー



長い、長い時間、眠っていた気がする。


薄っすらと目を開けると、真っ白で無機質な天井が目に映りこみ、まだぼんやりと霞む視界の端には、誰かの姿があった。


ゆっくりと頭をそちらに傾けると、心配そうに私を見つめる一ノ瀬君が私の手を握っていた。


「いち…のせく…ん?」

「杏奈…はぁ、よかった…」


彼の手がゆっくりと私の髪を撫でてくれる。


その手の温もりが気持ちよくて、もう一度まどろみそうになったその時、彼が静かに問いかける。
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