最後の恋 〜 eternal love 〜
「松野さーん、どこか具合の悪いところはない?」

「…はい。大丈夫です。」


キビキビと無駄な動きもなく、点滴の薬の落ち具合を調整しながら彼女は話し続ける。


「点滴もう少しで切れちゃうから、後で新しいお薬持ってきますね。」

「ありがとうございます。」

「先生にも連絡入れたので今から来て下さいますから、詳しいお話は先生の方からして頂きますね。」

「は、い。」


今から先生が来ると聞いて、途端に緊張が走った。


特別、病院に対しての苦手意識はなかったけど、今ここにいる経緯を考えると何か悪い病気なんだろうか…と悪い考えばかりが頭をよぎった。


よほど不安そうな顔をしていたのだろう。


「心配しなくても大丈夫よ。悪い病気とかじゃないから、安心して下さいね。」
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