あなたに追いつきたくて
次の日休日だった俺はゆっくり寝ようと思っていた

リビングから聞こえる

ストンストンという包丁の音

あれ、俺昨日…

あ、白岡さん泊めたんだ


包丁の音はなり止み、変わりに朝食のいい匂いがする。

俺も起きようかなとおもいリビングに向かう

「あれ、先生起きたんですか?おはようございます」


「おはよう。朝ご飯つくらせちゃってごめんね。うわ、美味しそう~」


「ほんとですか?良かったです。」

ここ最近忙しかったし、朝ご飯作るの面倒だから適当にすませてたから久しぶりのちゃんとした朝食

「いただきまーす!わぁ、本当に美味しいね。白岡さん料理上手なんだ笑」

「そんなことないですよ笑 でも、昨日みたいにお母さんが出張なことよくあるんでお父さんのぶんと自分の分のご飯作ったりするんです」

「へぇ、偉いね。俺なんて適当に済ませちゃうのに笑」

「でも、先生が喜んでくださって良かったです。」

「うん、美味しかったよ。ごちそうさま~」

「お粗末様です笑」

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