エリート医師のイジワルな溺甘療法


ほんと、情けない。チャンスはあったかもしれないのに、ヘタレだから“先生は忙しい”って理由つけて努力してなかったのだ。

過去の恋も、そんな感じだった。気になるけれど、訊けない。そんなことが多かった。ネガティブな答えが返ってきて傷つくのが怖かったのだ。


「穂乃花。恋愛の極意は、不安の芽は小さいうちに摘むべし!だよ。そのうえで、彼の心をしっかり捕まえ続ける努力をすること。穂乃花にはライバルがうようよいるんだから」

「うん、分かる。がんばる」

「私は、穂乃花を応援するよ!」

「ありがとう、麻友」


麻友とがっちり握手をしてカフェを出る。

その後例のスーパーで買い物をし、麻友には結果報告することを約束して別れた。


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