俺だけのLovelyメイド
「む、無理無理‼
あたしも東條も、そんなん出るようなキャラじゃ……っ」



いきなり後ろから口を塞がれ、あたしの話は途中で遮られた。

く、っ苦しい‼


口を塞がれ、ふごふごと声を上げるあたしをよそに東條は口を開く。




「参加希望ね、俺らも」




って、バカーッ‼
なに言ってんだ、このバカ男め‼

一生怨むからな、このヤロー‼‼


声を出せないために、心の中で叫んでみた。



そんなあたしに気付いた東條はケラケラと笑い、あたしから手を離す。

手が離れた途端、あたしは胸いっぱいに空気を吸い込んだ。



……こんなにも酸素が恋しいと思ったのは、多分生まれて初めてだった、と思う。

笑ってあたしの頭をポン、と叩き、東條は言った。




「……ま、頑張ろーぜ?」
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