冷愛冷涙-Reiai Reirui-
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コンコン
「入るぞ」
私の返事を待たずに入ってくるのは冷だけだ。
「久しぶり!」
「別に久しぶりってほどじゃねぇだろ」
冷の顔を見ると安心する。
私が病気だって知っても、何にも変わらなかった冷を見ると。
「来てくれてありがと」
「別に」
私は、ベッドから出て冷蔵庫から飲み物を出して冷に渡す。
ただの缶コーヒーなんだけどね。
冷用に買ってる。
「ウォータースライダーと脱出ナントカは無理だけど、ウエディングドレスなら着させてやるよ」
……え?