冷愛冷涙-Reiai Reirui-
「…俺に多すぎるぐらいの生活費払ってくれてんの、ホントは親父の秘書の人なんだよ。その人に頼めばどうにかしてくれるから」


そう…だったんだ。


「でも…その会社なんかには行きたくないんじゃないの……?そのドレスショップだって、お父さんの系列店なんでしょ…?嫌じゃないの?」


「愛のためなら別にいい」


そんな真顔で見つめられながら言われた私の心臓は大暴れ。


一瞬で顔が真っ赤になったのがわかった。


「お前顔赤い」


「うるさいっ」


冷のせいだよっ。


顔が赤いのが恥ずかしくて、暑いのに布団に潜り込む。
< 441 / 672 >

この作品をシェア

pagetop