孤高なCEOの秘密を知ったら、偽装婚約で囲われ独占愛に抗えない
小さい頃から見てきた身内ならまだしも、社会人になってからの知り合いにプライベートを明け透けと晒すなんて、こんな羞恥は他にないんじゃないかと思う。
「社長さんも、こいつの舞いを見てみれば、ただ機械みたいに通訳してるだけの外国かぶれの娘への見る目も変わりますよ」
そんなふうに思ってたのかと、若干けなされたような気がしたけれど、それは身内が故の愛の言葉だ。
叔父は私が留学するときも、自分がそうだからか、やりたいことがあるなら貫き通せと言って背中を押してくれた。
そんな叔父が自慢する姪は、横から突き刺してくる視線の強さに、恐る恐る横目を向ける。
それこそ機械のようにぎぎと首を動かすと、案の定お寿司を見るような瞳に捕まった。
「楽しみにしてる」
わかってはいたのに、心臓は麗しの見目に当然のように弾けさせられる。
私の羞恥など気づきもせず、仕事に関しては冷徹なほどの姿勢を見せる外国育ちの日本人社長は、日本人よりも日本の文化に馳せる興味が深いようだった。
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「社長さんも、こいつの舞いを見てみれば、ただ機械みたいに通訳してるだけの外国かぶれの娘への見る目も変わりますよ」
そんなふうに思ってたのかと、若干けなされたような気がしたけれど、それは身内が故の愛の言葉だ。
叔父は私が留学するときも、自分がそうだからか、やりたいことがあるなら貫き通せと言って背中を押してくれた。
そんな叔父が自慢する姪は、横から突き刺してくる視線の強さに、恐る恐る横目を向ける。
それこそ機械のようにぎぎと首を動かすと、案の定お寿司を見るような瞳に捕まった。
「楽しみにしてる」
わかってはいたのに、心臓は麗しの見目に当然のように弾けさせられる。
私の羞恥など気づきもせず、仕事に関しては冷徹なほどの姿勢を見せる外国育ちの日本人社長は、日本人よりも日本の文化に馳せる興味が深いようだった。
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