常務の愛娘の「田中さん」を探せ!
「……さすがに、腹減ったな」
大地のその一言で、亜湖はやっと「解放」された。時刻はすっかり昼だ。
亜湖だって、確かに、オンナに生まれてきてよかった、と実感できた濃密な時間だった。
でも、全身筋肉痛のように強張るし。
両脚は産まれたての子鹿のようにガクガクするし。下腹部にはまだなにか入ってるような感覚が抜けないしで……身体への負担が半端なかった。
……確かに「好きにして」とは言ったけど。