片想いがバレたら一緒にいられないっ!
「あ、綾瀬くん...大丈夫?」

あたしはセイくんのことが心配になり、顔を覗き込んだ。

すると、セイくんは何も言うことなくゆっくり自分の身体を起こすと、あたしの顔をジッと見つめた。


ドキン......!!


「あ、あの.....。あ、綾瀬く....ん?」

動揺を隠しきれないあたしを、セイくんは視線を外すことなくまっすぐ見つめ続ける。

「リセ....。」

そして、突然あたしの髪を耳にかけるよう頰に触れてきた。

「え?!ちょっ....ちょっと待って...。」

いきなりのことでどうしていいのかわからず、あたしは目をギューっと閉じた。


プニッッ!!


「え?!」

慌てて目を開けると、セイくんが悩ましげな表情であたしの頬を摘んでる。

「.....お前さ、やっぱもう少し痩せたほうがよくね?」


そ、そういう意味であたしの顔見てたの?!

もうっ!ひどい〜〜!!


「○△※☆♪♢?!※△☆!(何それ?!ひどい!)」

頬を摘まれてうまく言葉が発せないあたしを見て、セイくんはクスッと笑った。

「いや、お前はこのままでいいや。
今のままが一番カワイイから。」


え....?!

今のどういう意味.......。


あたしはその言葉に何も声が出ず、セイくんの目の前で固まるしかなかった。
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