私の物語2(仮) ~現在 社会人編~

質問されている間も指先や手首の角度を 測ったりと忙しそうだったし 真剣に話を 聞いてくるので 答えられない自分に自己嫌悪を感じていた

この先ずっとお世話になる先生だった

それから色んな物を つかんだりと難しく 時間制限がある動作などあって とても疲れた

今まで 使っていない左手だったので 全く使えず うーんと頭を使わないと動かず 疲れたのもあるが こんなにも 左手が 使えなかったのかと感じた

入院生活は 一人部屋だったので 気楽だったが ほとんどリハビリ室に いたので忙しかった

せっかくの一人部屋がもったいなかった

一日が あっという間に終わったが 二週間は 長かった

治療の成果は TMSを やる前よりは 多少良くなっていた
けれど自分の中では もっともっと良くなると思っていた分 そこまでじゃなかったので ガッカリした

少しながら良くなっていたので 嬉しさはあったが 同時に やっぱり治らないんだとも思った

私のせいじゃないにしろ この程度の結果で 先生達も さぞガッカリしただろうなと感じて 申し訳なく思った


< 70 / 130 >

この作品をシェア

pagetop