私の恋した誘拐犯【完】
「つかそろそろ拓巳、秋の国体がある頃じゃね?」



と、水を飲んでいたキョンタが思いついたようにたくちゃんを見た。



「そうだよ」



たくちゃんはあくまで冷静に頷く。



「そうだよって…なに?余裕なの?」



たくちゃんは小学生からバスケをやってるらしく、その国体が近々あるのだとか。



「それにしてもすごいよね綾瀬。1年で1人だけレギュラー入りでしょ?」



そのバスケ技術は、部活でも群を抜いて飛び出ているたくちゃん。



さすがスポーツ万能男だ。
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